チン○コタヌキ
小学1年生のある日
6年生だった姉が後に学校から帰って来て
私に行った
姉『ごみステーションにタヌキのぬいぐるみが捨ててあったんだけど、迷ったけど汚かったから置いてきた』
私『えっなんで?』
姉『大きかったし』
私『なんで拾わなかったのさ。かわいそう』
という会話になり
ふたりでごみステーションへ
戻った
姉の言ったとおり
大きいタヌキがいた
しかも汚い。想像以上に汚かった。
けど後にはひけず
ふたりで抱えて家に連れ帰った
連れ帰りながら私は思った
おチンチ○ついているなんて
姉は言わなかった
なんでこんな重要なことを言わなかったんだと
姉を恨みつつ
頬を赤らめながら
タヌキを家に連れて帰った
そして名付けた
チン○コタヌキ
バカな姉妹
そんな話を思い出し
また姉とふたりバカ笑い
30年経っても変わらない私たち
バカだな〜〜本当
あのタヌキ...
いつの間にか
我が家からもいなくなったんだけど
きっと母に捨てられたんだと思う
不憫なタヌキ
恨むなら
付けた作り手を恨んでね